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今年で5回目!年々進化するイベントに!


今年で52歳になる、WordBenc名古屋シニアチーム(笑)の浅井です。
親子ほど年齢の違うメンバーもいるなかで「介護」してもらいながら続けております。

名古屋でWordPress関連のイベントが最初に開催されたのは、2010年の「WordCamp名古屋」なのですが、このときから実行委員の一員として関わらせてもらってます。
もうこのときから関わっているメンバーというのは、現在では数名しかいません。
なので、節目となる今年の5回目のイベントを開催するにあたって、ちょっと過去のイベントからの発展を簡単に振り返ってみようと思います。

●最初の一歩「WordCamp Nagoya 2010」

最初の2010年の「WordCamp Nagoya」は、名古屋市立大学の大教室2つを借りて行いました。このとき印象的だったのは公式サイトです。
今もそのサイトは下記でみられます。
http://nagoya2010.wordcamp.jp/
この「ファッション雑誌?」とも思えるような大胆なサイト!今は東京に行ってしまわれましたが、KZさんが作ってくださいました。
衝撃でしたね~。このサイトを見て「自分たちのやりたいように自由に発想してやればいいんだ」ってのを、文句なしにわからせてもらったような気がします。
このサイトを作ってくださったKZさんに感謝ですね。この「やりたいように自由に」っていうのは、その後の名古屋の気風として受け継がれていったように思います。

●宿泊イベント「WordBeach」の誕生

翌年のイベントをどうしようと話し合っている時に「大人数でなくてもいいので、泊まりがけでワイワイやれないか?」という案が出て、まずはそういうのに適した会場がないか、みんなで探すことになりました。山奥のキャンプ場でもいいんですが、やっぱりネット回線はないといかんよねという話になって、みんなで会場を探しては出し合って検討しました。
20~30人くらいの規模でもいいやと思っていたのですが、ここで運命の出会い!「南浜荘」を見つけます。
ここは会議室や宿泊棟を24時間まるごと借りても、とてもリーズナブルな料金で利用できます。しかし宿泊も50人できることから、当初の目論見の規模より大きな規模で開催することになりました。最初ですから、もう大変でした。来場者に配る配布物などを事前に袋詰めする時間と場所が直前になって何も決まってないことが発覚し、あわてて近くの公民館を押さえたりしましたね。
このときの実行委員長は、「WordCamp Nagoya 2010」の懇親会で司会を務めたOさん。その明るくノリのよいキャラクターに注目が集まり、実行委員長を「無茶ぶり」されます。でも彼は、そのポジティブ精神で、それまで隔月だった学習会を毎月やることを提案し、確実にやりきっていきました。そういうのがメンバーの結束を固め、ノリノリで進んでいきました。このときのサイトも、KZさんデザイン。これもまたクールでしたね。
そのときの公式サイトはこれ。
http://2011.wordbeach.org/

この宿泊イベントは、大盛り上がりを見せます。名古屋にはUstreamのプロ、Katzさんがいることもあり宿泊会場で夜通しのUstream放送が行われました。この宿泊、夜通しUstreamは、ずっと名古屋独自の企画として受け継がれています。
しかも夜通しのUstreamだけでなく、昼中の各セッション、会場でのスタジオチャンネルまでも、今も見られるようになっています。
なにげにすごいことですよね。
http://2011.wordbeach.org/schedule

そして翌年の2012年も、同じ南浜荘で開催しました。
この年は、セッションを1トラックにして「ふれあい広場」を企画するなど、セッションだけではないつながりを持とうという意識が強くなった回でもありました。
2012年は前年にたくさんのスポンサーさんから協賛いただき、予想を超えた協賛金が集まったため、スポンサーなしにして開催をしました。収益をあげることが目的のイベントではないので、あまり多額のお金を手にしてしまわないよう、使いきってしまうつもりで開催をしました。

●より多くの人とつながることを目指した「WordFes」

2年続いたWordBeachですが、南浜荘を会場にした場合、遠方からこられる方よりも愛知県内からの参加者の方が「遠い」と感じて参加を躊躇されることが多いという声を聞くようになります。遠方から来られる方は、名古屋だろうが美浜だろうが乗り継ぎが増えるだけなのですが、県内の方は「わざわざ名古屋じゃなくて美浜まで?」と思われるようです。
せっかく名古屋でやっているのに、県内の方が参加しにくいのはいかんだろうということで、セッションは名古屋市内でやりたいということになったのですが、かといって宿泊もなくしたくないということで、いろいろ検討しました。名古屋のホテルとか結構あたりましたね。当日は名古屋で大きなお祭りがあって、それとぶつかっていたので難航しました。
そこで、前実行委員長のOさんが「バスで南浜荘まで移動すればいいんじゃない?」と閃きます!バス会社に勤務しているメンバーもいることから、そこからトントン拍子に話が進みました。これで日中のセッションは参加しやすい名古屋市内で、宿泊は南浜荘でという「ゴールデンルート」が確立します。特に日中のセッション会場は、太っ腹なトライデントコンピュータ専門学校さんが無料で貸してくださったので、名駅から歩いて5分という、すばらしいロケーションで開催することができました。

先に「前委員長のOさん」と書きましたが、2013年は会場が海の近くでもないということもあって、名称も「WordBeach」から「WordFes」に変えました。そして実行委員長もOさんからNさんに変わります。これは、いつまでも同じ人が続けるんじゃなくて、実行委員長をできる人を増やしていこう育てていこうという観点から実行委員長を変えました。今年もNさんから、Kさんに変わっています。
2013年のテーマは「つながろまい!」でした。より多くの人につながってもらえるように、参加目的がわかりやすくなるようにと企画した「つながろまいカード」、宿泊して夜が明けたら、それでサヨナラにしないで観光も兼ねた「二日目思い出ツアー」なども、この回から企画されました。この2つの企画は、今年も引き続き行われます。それだけでなく、お昼休みにお弁当食べながら参加者同士が交流できる「LunchMeetUp」という企画も新たに行われます(ご案内はもう少し先になります。乞うご期待)。これは一人で参加している人も、いろんな人と話できたり交流できるようにということで企画されています。

簡単にですが、今までのCamp、Beach、Fesを振り返ってみると、よりたくさんの人と、より密接につながっていくにはどうしたらいいのかという観点から、イベントを進化させてきたように思います。またメンバーの持ってる持ち味を生かしつつ、中心になって運営できるメンバーを意識的に育てようという観点も貫かれているように思います。

今年の「WordFes」は、去年よりさらに企画を充実させ、より広くより深く交流できるものへと進化していると思います。
ぜひ、一人でも多くの方に参加していただけるよう、スタッフ一同準備してお待ちしております。

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