4年間の集大成にすべく。『サイト設計グループワーク』と『リアルWordPressフォーラム』に込めた思い

WordFesスタッフブログ9日めを担当します、黄緑色のまいぺーすたんこと、Kさんこと野村です。

WordPressのコミュニティに初めて参加してから、早いものでもうすぐまる4年になります。

コミュニティに参加したり、人前でしゃべったりすることで生まれた化学変化については、昨年のスタッフブログにも書かせていただきました。このあたりの話は今までも色々なところでしてきましたし、今後もすると思うので、興味のある方は時間の余裕のあるときに私に直接きいてみてください^^;

今年もセッション担当スタッフとして参加させてもらってますが、今年は私のこれまでの活動の集大成（というと大げさですが…）にしたいと思い、前々からやりたくてできなかった2つの企画を断行することにしました。

サイト設計グループワーク

自分がいろいろな発注者の方とWordPressの仕事をする中で常々感じていることがもとになって、どうしてもやりたかった企画です。

私は、制作会社やデザイン会社の下請けとしてWordPressの実装を受託することがよくあります。

その際、お話をいただく段階で「WordPressを使う」ということだけが先行していて、どのように運用するかが考えられていないケースがあまりに多いのが、常日頃から気になっています。

「ぜひともWordPressを使って仕事をする皆さんにはデザイン作成やコーディングに入る前に、更新頻度や更新担当者のスキルなどを考慮し、WordPressの機能をどう活かすかという全体的な計画を立ててほしい。そのための情報共有を楽しく行いたい」

という思いがあり、グループワーク形式でサイト設計について考える場を設けられたらなぁとずっと考えていました。

サイト設計には、一つに決まった正解というのはありません。
それだけに、他の人がどういうことを考えてサイトを制作しているのかというのを知ることはとても有意義なのではないでしょうか。

最終的に実装を担当するコーダー（フロントエンジニア）だけでなく、その前工程を担当するデザイナー、全体を統括するディレクターや営業担当者の方にぜひ参加してほしいと思います。

早い話が「質問会」です。
これまで他地域のWordCampで何度か実施されてきましたが、実は私が知るかぎり名古屋のイベント（WordBeach, WordFes）では実施されていません。

過去の開催では私自身あまりがっつり関わっていなかった回もあるのでハッキリとはいえませんが、「名古屋のメンバーでちゃんと質問に答えられるのだろうか」という不安から、実施できなかったというのも理由のひとつにあげられると思います。

定例のWordBench勉強会と比べ、昨年のWordFesは「初めてWordPressのイベントや勉強会に参加する」という方の割合が多い印象がありました。

昼休みには、まさに現在進行形で自分のサイトに問題を抱えて困っている人とお話をする機会がありました。
しかしスタッフの仕事に追われ、結局は某スポンサーPS社さんのお力を借りっぱなしという状況で。。。

そんな経験を経て、今年もFesの開催が決まった時には「絶対に質問会をやるんだ！」という密かな誓いを立てておりました。

私自身、WordPressを使ったサイトの構築経験はずいぶん増えましたが、プログラマーではないので技術的にあまり高度なことはお答えできません。

しかし、それでも『WordPress日本語フォーラム』でコツコツと回答を続けてきたことで自信もつきました。（※詳しくは私のブログ「感謝と恩返しとWordPress日本語フォーラムと私」もご覧ください！）

また実際フォーラムに寄せられる質問の多くは、それほど技術的に高いものを求めていなかったり、ちょっとしたミスに気づいていないだけだったり、WordPressのお作法やルール的なものに沿ってもらうだけで解決したりするものが多かったりします。

もちろん時間や入れる人数の制限があるので、すべての方のお悩みを解決することは難しいと思いますが、それでも「どこで相談していいかわからない…」という方たちの受け皿になれたらいいなと思っています。

まだどちらも完全に進行シナリオができているわけでなく、当日どうなるか不安ではありますが、残り3週間で不安を払拭すべくしっかり準備したいと思います。
みなさまのお越しをお待ちしています！